無理にポジションを建てるとFX業者に強制ロスカットされる危険もある

FXの最大のリスクは、相場の急激な変動により強制的なロスカットが生じ得ることです。

 

ロスカットの仕組みは取引事業者によって異なりますが、証拠金から含み損を差し引いた値が、ポジション保有に必要な証拠金のある一定割合を下回ると、自動的に反対売買が行われポジションが決済されて損失が確定する方式が多いようです。

 

外国為替市場は、平日は24時間開いていますから、例えば日本が真夜中の時間帯にニューヨークを中心とする市場で大きな動きがあれば、朝起きるとポジションがなくなり、証拠金が激減していたということが起こる可能性があります。

 

ただし、外国為替の変動は、大きい場合でも1日でせいぜい1%程度であることが殆どであり、株式などに比べるとかなり小さいものです。

 

ですから、これで強制的なロスカットが生じるということは、相場を観察せずに長期間放置したような場合か、証拠金に対して過大なポジションを保有していた場合ということになるでしょう。

 

このようなことが生じないよう、保有するポジションの量はあらかじめよく計算する必要があります。

 

また、戦術的に大きなポジションを保有するのであれば、意図と逆に相場が変動した際には、許容できる範囲内に損失が限定されるように、損失確定の指値注文を予め発注しておきべきと考えられます。

 

このような方法で、リスクを想定される範囲内のものとすることができるでしょう。